「あと1話が…」止まらない。Netflix「ガス人間」に学ぶコンテンツの仕組み

なぜ私たちは「あと1話…」と夜更かししてしまうのか?

最近Netflixで『ガス人間』を見たのですが、案の定「あと1話だけ…」が止まらなくなって夜更かししてしまいました。

なぜ私たちは、Netflixのドラマをついつい次へ次へと見てしまうのか?
気になったので、視聴者をドハマりさせる「3つの仕掛け」をまとめてみました。

1. 脳の「モヤモヤ」を利用する(ツァイガルニク効果)

人間は「未完成なもの」や「解けない謎」があると、強く記憶に残り、ストレスを感じる心理を持っています。

ドラマはこれを利用し、「1つの謎が解けた瞬間に、次の新しい謎を投げる」を繰り返します。脳が「スッキリして寝たい!」と解決を求めるため、再生ボタンを押してしまうのです。

2. 崖っぷちで終わらせる(クリフハンガー)

エピソードのラスト数分間に、怒涛の衝撃展開(裏切り、主人公の危機、新たな脅威など)を叩き込む技法です。

絶体絶命の「崖っぷち」で放り出された視聴者は、「無事なのか!?」を確認せずにはいられなくなります。

3. 理性を挟ませない「爆速UI」

ストーリーの工夫だけでなく、Netflix側のシステム設計も容赦ありません。

  • オープニング前の緊迫シーン(コールドオープン)で即・引き込む
  • エンドロールと同時に「あと5秒で次回再生」とカウントダウン

「明日も仕事だし寝ようかな…」と理性が追いつく前に、次の物語が始まってしまう設計になっています。

おわりに

私たちが「まんまとハマってしまう」裏には、クリエイターとプラットフォームが仕掛けた緻密な「感情の設計図」が存在します。

今度ドラマを見るときは「あ、今ツァイガルニク効果にハメられてるな…」と観察してみると、また違った面白さがあるかもしれません。(まあ、分かっていても結局見ちゃうんですけどね。)

設計・デザイン部 HS

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