この電車、見覚えありませんか?

そう、かつて小田急線を走っていた真っ赤なロマンスカーです。
この車両は、小田急ロマンスカー・HiSE(10000形)。
1987年に登場し、2012年に小田急線での運行を終えました。
もう小田急線を走る姿を見ることは叶いません。
……が。
実は今でも、このロマンスカーに乗れちゃうんです!
その場所は、長野県。
長野駅から湯田中駅を結ぶ長野電鉄では、小田急から譲り受けた真っ赤なロマンスカーが、1000系特急「ゆけむり」として現在も活躍しています。
長野電鉄でのデビューは2006年。
終点の温泉地・湯田中にちなんで、「ゆけむり」と名付けられました。
そして、ロマンスカーといえば……
先頭車両の前面展望席!
乗車の1週間ほど前に予約ページを見てみたところ、なんと一番前の席が空いてる!
迷わず予約しちゃいました。

運転席が上にあるため、目の前には線路と信州の景色が広がります。
走る場所も窓の外の景色も変わりましたが、ロマンスカーならではの前面展望は今も健在です。


そして、長野電鉄で第二の人生を送っているのは、真っ赤なロマンスカーだけではありません。

こちらは特急「スノーモンキー」。
この電車は、かつてJR東日本で成田エクスプレスとよばれていた253系。
長野電鉄では2100系「スノーモンキー」として、2011年から走っています。
しかも、成田エクスプレス時代のグリーン個室も残されていて、現在は「Spa猿~ん(スパサルーン)」という4人用個室として利用できます。
さらに、「懐かしい電車」は特急だけではありません。
普通列車として走っている3000系は、元・東京メトロ日比谷線の03系。
そして8500系は、元・東急電鉄の車両。
今も現役で、とことこと線路を走り続けています。
小田急ロマンスカー。
成田エクスプレス。
東京メトロ日比谷線。
東急8500系。
かつて東京周辺で活躍していた電車たちが、場所を変え、役割を変えて、今も長野の人々や観光客を乗せて走っています。
元の路線から姿を消したからといって、それで終わりとは限りません。
場所が変わっても、まだまだ現役!
旅に出た際には、景色だけでなく、やってくる電車にも注目してみてくださいね。
【乗ってみたい方へ】
長野電鉄の特急列車は、通常の乗車券+特急券で乗車できます。
特急料金は乗車区間にかかわらず、大人100円・小児50円。
◆特急「ゆけむり」
自由席は、乗車券+特急券で乗車できます。
昼間のA特急では、展望席を含む先頭車両が指定席となり、利用する場合は「座席指定券300円(大人・小児同額)」が別途必要です。
指定席は乗車日の31日前から予約できます。
※観光案内列車「ゆけむり~のんびり号~」は、展望席を含め全席自由席です。
◆特急「スノーモンキー」
こちらも自由席は、乗車券+特急券で乗車できます。
A特急の指定席は300円/1席。
さらに「Spa猿~ん」を利用する場合は、1室1,200円(最大4名)の個室指定券が必要です。
※料金・運行時刻・使用車両などは変更される場合があります。ご利用の際は最新情報をご確認ください。
長野電鉄 公式サイト
https://www.nagaden-net.co.jp/
特急列車の座席指定・予約案内
https://www.nagaden-net.co.jp/info/seatselection/

湯田中温泉でいただいたプリン。
たいへん、おいしゅうございました。
レベリック M.O
