皆さん、公衆トイレ入りますよね。
男性は男性用トイレ、女性は女性用トイレへ。
我慢の限界の時に、まずは何を目指しますか?
トイレピクトの入ったサインを探すと思うのですが、
恐らくそのシルエットより先に色が目に入ると思います。
当然、男性は青エリア、女性は赤エリアに入ります。
「当然」なのですが、これ色とピクトの形が逆だったらどうします?
まぁ、そんな冗談はあり得ないのですが、
昔、それに近い出来事はありました。
ある施設のトイレサインの打合せで色決めをしているときに
施主の女性が、「トイレは色分けしてはいけない。差別になります。」
と言いました。
私は、なんのこっちゃと思い、話を聞きましたが、
ではいったい何色にするのだろうと他の打合せメンバーは不思議な顔で施主を
見ていました。
一言、「黒」。
驚きです。
どちらも白というのはあるにはありますが。
しかも男女共、黒いピクト。。
別々に配置したら、よーく見ないとわからないゾ
年寄りには非常に困難かもしれない。
そんな事が頭を駆け巡り、施主に伝えました。
何で差別と言ったか真意はわかりません。
「これは差別ではなく、識別・区別です」
幼いころ、青は男の子いろ、赤は女の子いろと無意識のうちに思っていたはず。
某そういった団体のような発言だったので、一瞬怯みました。
差別。。。色でそうなるのかが不思議に思う一コマでした。
赤より青が優位って意味不明ですよね。
そんな事が、あってから数年後のいま
また同じことが起こりました。
既製品ですが、男女共「黒」にしてくれと。
さてメーカーに色を変更できるのか聞かなきゃです。、
人種差別に発展しなければ良いですが(苦笑)
ちなみに車椅子などの色は「緑」が多いですよね。
「緑」って「安全」とか「安心」の意味があるそうです。
サイン営業部 HS