銀座のカオスと情緒あるコンテンツ

会社が東銀座にある影響で、仕事帰りにふらりと銀座を散策することがあります。

銀座には、三越、松屋銀座、銀座SIXといった百貨店や、ルイ・ヴィトン、ロレックスなどの高級ブランド店、最近ではユニクロ、ワークマン、ダイソー、OKストア、ドン・キホーテなど庶民の味方店もあり、もはやカオス。さらに、各所にはデジタルサイネージも増加し、過剰なまでのきらびやかさが広がっています。

外国人観光客もアジアを中心としながらも、円安ドル高の影響からか最近は欧米の方も多い印象。100均のダイソーでお友達へのお土産、文具の伊東屋では高級万年筆なんかも売れているようです。

先日、銀座SIXに立ち寄った際、カルティエの店舗前で一風変わった動きのある広告物を発見しました。ホワイトとゴールドの2色の点が心地よい音を立てながら小気味よくアニメーションしており、よく見ると、一粒の円形の点が裏表でホワイトとゴールドに反転しながらパタパタと動いていました。んー、昔のTBSザ・ベストテンのランキングや京急線ホームの表示板なんかでも使われてたようなものかな?

調べると「フリップドッツ」という磁気で反転する複数のドットで構成されたアナログの機械らしい。パタパタ音を立てて、まるで生き物というか、メカニカルな感じで魅力を感じる。コンテンツのデザインもインバウンド客を意識してなのか、鯉など日本の和の伝統を感じて品もいい。

デジタルサイネージではなく控えめだけど、情緒があって無意識に思わず見とれてしまう広告物の仕掛けも大事だなと改めて感じました。

R&D本部 GN

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