迷わない展示会「デザインあ展neo」の魅力

「デザインあ展neo」とは?

GWを活用し「デザインあ展neo」に行ってきました。NHK Eテレで放送中の番組「デザインあneo」のコンセプトを体験できる展覧会です。今回は「あるく」「たべる」「すわる」などの「動詞」をテーマにしています。ちなみに2013年に行われた「デザインあ展」に行った際は「モノ」がテーマ。新たな視点に気付かされたり学びも多く面白かったので今回も楽しみにしていました。

今回注目したのは「迷わない設計」

内容については、多くのSNSなどで発信・紹介されていますので多くは語りませんが、今回、虎ノ門ヒルズでの開催でサイン・デジタルサイネージを最大限に活用されたことで「会場まで迷わず行けた」ということに注目して記事にしたいと思います。

会場までのスムーズな導線

場所は虎ノ門ヒルズ駅の虎ノ門ヒルズ ステーションタワー内のTOKYO NODE。駅直結ですが初めてだと少々わかりにくい。

改札を出てすぐにあるデジタルサイネージに「デザインあ展neo」の情報が表示され、右側であることがわかる。右手に行くと正面に虎ノ門ヒルズステーションタワーの吹き抜け上部に巨大なバナー幕が掲げられていた。

これにつられ、正面右側のエスカレーターに間違って乗ってしまったが、そのような人がたくさんいるのか、Uターン表記のポスターもあり、再度エスカレーターを下り、エレベーターで7階へ向かう(迷わないと言いながらワンミス汗)。
7階から8階へはエスカレーターでのぼり、続いて45階までの直通エレベーターへ乗る。このあたりから誘導看板が細かく設計され、「のぼる」「すすむ」などすでに「デザインあ」が始まっている。直通エレベーター内では同然プロモーションムービーでお出迎えされ、45階へ着くと巨大ロゴがあり撮影スポットなどがある。受付ではスマホでQRコードをかざし、ほとんど並ぶことなくスムーズに進むことができる。

「デザインあ」としてのUX設計と遊び心

UX設計として誘導がスムーズなのは同然ながら、途中隠れミッキー的に隠れ「あ」などもあり遊び心も忘れていないのが素晴らしい。制作側も楽しんでいる。

展示会の様子と混雑状況

中へ入ると数百人は超えるであろう、かなりの人が観覧していました。混みすぎて体験したかったものが体験できないなどありましたが、概ね体験でき今回も素晴らしい展覧を体験することができました。

注目のクリエイター・岡崎智弘さん

今回の展示会において日本を代表するような様々なクリエイターが参加されていましたが、中でも私が注目しているクリエイターは岡崎智弘さんです。2023年に亀倉雄策賞を受賞しており、「デザインあ」では「解散!/集合!」の動画に参加されていて、展示の後半で観ることができて大いに楽しめました。

 

会期情報

「デザインあ展neo」は2025年9月23日(火・祝)まで開催されています。興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

デザインあ展neo 公式サイト
https://exhibition-ah-neo.jp/
※特に週末・休日に行かれる場合は、予約が必須ですのでご注意ください。

R&D本部 GN

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