みなさんはメタバースをご存知でしょうか?
一度は聞いたことがある、という方も多いと思います!
メタバース上では仮想都市が作られたり、仮想店舗が出店されており、家にいながら実店舗に行った様な体験ができます。
最近ではメタバース内の建物や看板に、画像や動画の広告を掲載するための広告枠の販売を行っている企業もあるそうです。
今回はそんなメタバースの誕生から注目されるまでについて紹介したいと思います!
そもそもメタバースとは?
インターネット上につくられた仮想空間やそのサービスを指します。
メタ(Meta)は「高次の」や「超~」といった超越した様子を意味し、ユニバース(Universe)は「宇宙」を意味する単語であり、 この2つの単語を組み合わせた造語がメタバースです!
メタバースの始まり
メタバースという言葉が最初に登場したのは、1992年にアメリカで発表されたSF小説「Snow Crash(スノウ・クラッシュ)」です。
登場人物はゴーグルとイヤホンを装着することで仮想世界に入り、アバターを通じて行動することができます。
現在では馴染み深いアバターという概念ですが、当時はまだ存在していませんでした。
「Snow Crash」はメタバースのみならず、アバターという概念も作ったことで知られる作品なんです!
オンラインゲームによる普及
1997年にMMORPG「Ultima Online(ウルティマ オンライン」が商業的な成功を収め、その後のオンラインRPGの発展に多大な影響を与えました。
インターネットを介して複数のプレイヤーが同時に参加できるMMORPGはメタバースの先駆けと言えるでしょう。
2010年代では「ファイナルファンタジーXIV」や「フォートナイト」等、プレイヤーの同時接続数が数十万人のタイトルも出てきました。
また、「ポケモン GO」や「あつまれどうぶつの森」もメタバースの一種とされており、スマートフォンや携帯ゲーム機でも普及していきます。
メタバースが注目され始めるきっかけ
2021年10月に「Facebook」社が「Meta Platforms」に社名を変更し、大きな話題となりました。
同時に、主力事業としてメタバースに注力することがアピールされたことで世界中にメタバースが認知されることになります。
その結果、多くの企業がMeta Platformsに追随してメタバース領域へ参入することになりました!
最後に
メタバースというコンセプト事態は浸透しましたが、まだ課題も多く、完全に普及しているとは言えない状況です。
しかし、今後仮想世界と現実世界を行き来したり、現実世界に仮想世界の映像を映し出すのが当たり前になるかもしれません。
その時に看板の有り様も変わっていくはずです。
メタバースが私たちの生活にどの様な影響を及ぼすのか、今後も要注目です!
今回はメタバースの誕生から注目されるまでの紹介をしました。
メタバース内のことや看板との関係についてなどは次回紹介したいと思います!
製作・施工管理部 MH