ハッピーバレンタイン!

学生時代、バレンタインデーといえば「誰にチョコをあげるか」「何個もらえるか」など、心がソワソワするイベントでしたね。今の学生さんたちも、ソワソワしながらも勇気を出してチョコを渡しているのでしょうか。
みなさんはどんな学生時代を過ごされましたか?
私の学生時代は、友チョコが大流行していたので、異性に渡すというよりも、日頃お世話になっている友人たちに感謝を伝える日という印象が強かったです。もちろん、異性はソワソワしていたかもしれませんが(笑)。
また、SNSの普及が少しずつ広がり始めた時期でもありました。音楽、映画、漫画などのサブカルチャーが一気に身近な存在となり、新しい文化の広がりを感じていました。
今回は、そんなサブカルチャーの中でもインタラクティブ映画についてご紹介しつつ、LED事業にどのような技術が活かされているのかお話ししたいと思います。
インタラクティブ映画とは?
今月下旬、私が好きなジャンルが映画化されるのですが、それがなんと日本初の全編3DCGインタラクティブ映画として全国ロードショーされます!
インタラクティブ映画とは、観客が作品にアクションを起こすことで物語の展開が変わる映画です。映画とノベルゲームの中間のようなコンテンツで、観客が作品と対話できるという感覚を得ることができる新しい形式の映画です。

今回の作品はバトル形式で、観客がスマホで投票することで勝敗が決まり、その結果によって映画の内容がリアルタイムで変化するという特殊な仕様になっています。
全48通りのストーリー展開、そして7種類のエンディングが用意されているそうです。これにより、圧倒的な没入感と臨場感が生まれ、何度でも新しい気持ちで楽しめる映画となっています。まさに、観るだけでなく“体験する映画”ですね!
LED事業に活かされるインタラクティブ技術
さて、ここで本題のLED事業とのつながりについてです。
インタラクティブ映画で使われる「視聴者参加型」の技術は、実はLEDビジョンの広告やサイネージでも活かされています。最近では、以下のようなインタラクティブなLED活用事例が増えています。
1. 通行人の動きに反応するインタラクティブサイネージ
- モーションセンサー搭載ディスプレイ
例:ショッピングモールのエントランスや駅構内に設置され、人が近づくと自動で広告が切り替わるサイネージ。
→ 服の広告なら、近づいた人の動きに合わせてモデルがポーズを変える演出が可能。 - ジェスチャー操作型ディスプレイ
例:観光地や展示会で、手を振るだけで情報を切り替えたり、画面内のアイテムを操作できるもの。
→ 美術館の案内板として活用され、来場者が画面をタッチせずに作品情報を閲覧できる。

2. リアルタイム投票型デジタル広告
- スポーツバーやイベント会場のファン投票ディスプレイ
例:サッカーの試合中、どちらのチームを応援するか観客がスマホで投票。結果がリアルタイムでLEDビジョンに反映される。
→ スタジアム全体が一体感に包まれ、応援の熱量が可視化される演出。 - 新商品の人気投票広告
例:新発売の飲料やお菓子の広告で、どのフレーバーが人気かその場で投票。人気No.1がすぐにディスプレイに表示される。
→ 街頭インタビュー風の映像と連動させることで、通行人の注目を集めやすい。

3. 3DCGとの融合による立体的な広告表現
- 有名な「新宿の巨大猫」スタイル
例:ビルの角を利用した3D映像で、まるで巨大な動物やキャラクターが飛び出して見える演出。
→ 動きがリアルで、人が思わず立ち止まって見上げるほどのインパクト。 - 自動車メーカーのプロモーション
例:新車がLEDビジョンから飛び出すように見える3DCG広告。車が画面を突き破る演出で、まるで本物が目の前にあるような臨場感。
→ 走行シーンと連動することでスピード感を強調し、ダイナミックな魅力を伝える。

このように、インタラクティブ映画で培われた「参加型」「体験型」の技術は、LED事業にも新たな可能性をもたらしています。
おわりに
バレンタインデーのように「誰かに気持ちを伝える」特別な日は、映画や広告の世界でも新しい形で表現され続けています。
今回ご紹介したインタラクティブ映画のように、LEDビジョンも単なる情報発信ツールから【人と繋がる体験型メディア】へと進化しています。
私自身、この業界に入ってまだ間もないですが、こうした新しい技術に触れるたびにワクワクしています。これからも、みなさんと一緒に新しい発見を共有していきたいと思います!
サイン営業部 KH