「デモシカおじさん」 と 「となりのAI」

ある展示会で下の写真のようなパネルを見かけたことから、おじさんの妄想は…

・・・
AIに対して、自分がどういう立ち位置にいるのか、ぼーっとしたアタマでも
「(身体を)使われ」、「(頭を)使わなくていい」ということだよね。
機械AIがアルゴリズムを支配していて、「使われるヒト」がパラメーター!
ヒトは物理的機能をAIに貸して、労働対価を得る、というわけですね。
でも、しかし…

かつて浦賀に現れた黒船は、輝く海原の中に黒々と見えただろうから、黒煙を
上げるその暗黒の塊に、当時の人々が抱いた不安の大きさはどうだっただろう。
今、AIは「黒船」以上の変革をもたらすだろうに、どんな変革が起きるのか
起きているのかが実感できないうちに社会のあらゆるところに実装されていく。

生成AI君が深層学習を延々と24時間365日続けていく先の姿に、昭和世代には
ルパン3世で見た肥大化した人工頭脳を思い浮かべるのはしょうがないよね。
ルパン3世はヒト代表として(神のような)人工頭脳を破壊するヒーローだった。 
数多あるSFにあっても、AIは不気味な存在として扱われることがほとんどだ。

けれど、既にAI社員が隣?で働いている職場があったり(NHKのAIアナとか)
亡くなった人のログを覚えさせたAIアバターもいるわけで、現実は、人類の敵
というアナクロなフェーズはとっくに過ぎているんだよね?

最近は、AIとの立ち位置について、プロジェクト全体を俯瞰して何をどう進めるか
という、上から目線でAI社員をどう使うかとか、専門性を極めて行くことで作業
遂行への意思を持つことがヒトには求められるというAIとの付き合い方論調がママ
目につくようになった。

足と手を貸すだけでラクをしないで、意思をもって働きましょう、ということかあ。
そりゃあ、昭和のおっさんは 「24時間働けない」けど、文句を言う意思はアルゾ!

AIは 「神」 ではなく 「カミ」のように使い勝手のいい相棒にして、ヒューリスティ
ックな感性を磨くのがのぞましい、「自分でも考えなさいよ!」と生成AIは云った
とか云わないとか・・・

と独り言ちつつ、AI黒船妄想は暴走気味に続いていくのでした・・・

サイン営業部 MM

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